- オンライン英会話のネイティブ講師とは?
- フィリピン人はネイティブ?
- 幼児におすすめの講師は?
オンライン英会話では、「ネイティブ講師」など講師の国籍について記載されていることが多いです。
私は、フィリピン人講師はネイティブでは?とスタートから疑問が生じてしいました。
しかし、一般的にオンライン英会話では講師の国籍は
- フィリピン人講師
- ネイティブ講師
- 日本人バイリンガル講師
この3つで考えられており、それぞれに特徴があります。
講師の国籍は、オンライン英会話を選ぶ際に重要な項目です。
この記事では、
について解説します。
オンライン学習をスタートする際は、スクール選びの失敗を避けるため講師の国籍による違いを知っておくことも重要です。
\簡単にまとめると/
- フィリピン人講師:子供向けレッスンが得意
- ネイティブ講師:発音が良く言い回しが豊富
- 日本人バイリンガル講師:日本語での補助が可能で子供自身が楽しみやすい
では、ネイティブ講師とフィリピン人講師の違いについて見ていきましょう。
各講師の国籍によるメリット・デメリットをすぐに知りたい方は、下のボタンからジャンプできます。
オンライン英会話【ネイティブとフィリピン人講師とは?】それぞれの違い
- フィリピン人講師
- ネイティブ講師
オンライン英会話では、ネイティブ講師とフィリピン人講師のほかに、日本人バイリンガル講師の3つに分けられることが一般的です。
ネイティブとは?
ネイティブスピーカーとも言い、ある言語を母国語として話す人。
英語ネイティブ・日本語ネイティブのように、英語以外でも使用されます。
オンライン英会話では、アメリカやイギリスで母国語を英語としている講師をネイティブ講師と呼び、フィリピン人講師とは分けて考えられています。
ネイティブとフィリピン人では違うと言われている部分があり、ネイティブ講師が良い!というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、実際はどちらにもメリット・デメリットがあります。
幼児のレッスンでは大事にする部分が大人とは異なることも多いため、国籍による違いを確認しておきましょう。
まずは、ネイティブ講師について解説します。
ネイティブ講師とは?母国語が英語の講師
- 母国語が英語の国の講師
- アメリカ・イギリスなどの国籍の講師が多い
オンライン英会話では、一般的にネイティブ講師として
- アメリカ
- イギリス
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
など、母国語が英語の国の講師をネイティブ講師と呼びます。
上記の国以外のネイティブ講師もいますが、上記の国の講師が一般的です。
ネイティブ講師は母語として英語を話しているため、発音がきれいで現地の価値観や言い回しを学べることが大きな特徴です。
ただし、アメリカ英語・イギリス英語とも言われるように、同じネイティブでも国によって英語に違いがあります。
ネイティブ講師の国籍は様々ですが、行きたい国や留学先が決まっている場合は、その国の講師を選ぶのがおすすめです。
フィリピン人講師・ネイティブ並みに高い英語力
- フィリピンの公用語は英語とフィリピン語
- 英語は第2言語のように学習
- フィリピンは学歴社会で英語が必須
フィリピンでは公用語(フィリピン語などの言葉)に次いで、学習するのが英語です。
英語も公用語として使われていますが、オンライン英会話ではネイティブとは分けてフィリピン人講師と呼ばれています。
フィリピンは約7,000以上もの島国から形成され、各地域によって使用言語が異なります。
フィリピン国内で言葉が通じないことも多く、多言語国家として教育を統一するために、英語の使用が必須となりました。
オンライン英会話ではネイティブ講師とは別枠で考えられますが、フィリピン人はアジア2位の英語力を誇ります。
幼稚園や小学生から英語の授業があり、小学校3年生からは授業で使われる言語が英語です。
英語で学習するため、英語力が必須。
また、フィリピンは貧富の差が激しい学歴社会。
海外に出稼ぎに出る方も多く、英語力が必須となっています。
フィリピン人の英語力がネイティブ並みに高いのには、こういった理由があります。
フィリピンでは第2言語に近い感覚で英語を学習するため、日本人への指導が上手なことも特徴です。
英語に訛りはある?そもそも国によって英語に差がある
- フィリピンの英語はアメリカ英語
- 英語ネイティブでも違いあり<
英語圏の国でもイギリス英語・アメリカ英語などと呼ばれ、発音や単語が異なります。
世界の公用語は英語で、イギリス英語・アメリカ英語のどちらが良いということはありません。
フィリピン人は一般的にアメリカ英語に近い英語を学習していますが、ネイティブ講師とは発音や言い回しなどに違いがあることも事実です。
オンライン英会話でフィリピン人講師のレッスンを受ける際に、訛りを気にされる方もいます。
実際のところは、
オンライン英会話スクールの採用試験では、発音が厳しく審査されるため、講師の訛りを過度に気にする必要はありません。
フィリピンでは英会話講師の給与水準は高めで、英語力の高い方かつ、講師として適正のある方のみが採用されます。
世界で英語を話す方は約17億人と言われていますが、その中でネイティブは約5万人弱。
同じ英語圏でも発音には違いがあるうえ、非ネイティブの英語を耳にすることが圧倒的に多いです。
フィリピン人講師だから・・・と訛りの心配をするより、様々な国の英語に触れることは英語上達に役立ちます。
ネイティブ講師・フィリピン人講師の違いをまとめると、
- フィリピン人とネイティブでは発音や言い回しに違いがある
- 同じ英語圏でも発音や単語に違いがある
同じ英語でも国によって発音や使用する単語が異なるため、フィリピン人講師のみに心配を抱く必要はありません。
オンライン英会話では、フィリピン人講師・ネイティブ講師以外に、日本人バイリンガル講師も多く採用されています。
幼児向けのオンライン英会話では、日本人バイリンガル講師のみにこだわっているスクールがあるほどです。
次に、日本人バイリンガルを含め、講師の国籍別に幼児向けの特徴やメリット・デメリットを解説します。
【幼児向けの英会話講師】国籍別の特徴とメリット・デメリット
- フィリピン人講師
- ネイティブ講師
- 日本人バイリンガル講師
フィリピン人講師のメリット・デメリット
フィリピン人はアジア2位を誇る英語力で、ネイティブ並みに高いと言われています。
フィリピン人講師のメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
- フレンドリーで明るい国民性
- 幼児向けレッスンが得意
- 子供のレッスンに特化した研修制度が充実
- 英語学習のプロセスを知っている
フィリピン人は一般的にフレンドリーで明るい国民性のため、幼児向けのレッスンが得意です。
フィリピン人講師を採用しているスクールのなかでも、子供専門のオンライン英会話や子供向けコースのあるスクールは、子供向けレッスンに特化した研修制度が充実。
大人へのレッスンと子供へのレッスンでは重要なポイントが異なります。
子供へのレッスンが得意ということは、スクール選びでも大きなポイントです。
レッスンはすべて英語ですが、少しなら日本語での補助ができる講師もいます。
フィリピン人は英語を第2言語のように学習して習得するため、英語の学習指導に関しても詳しいです。
デメリット
- 講師の質にばらつきがあることも
- 発音にやや訛りのある講師もいる
これはフィリピン人講師に限ったことではありませんが、講師の人数が多いスクールでは、講師の質にばらつきが出ることも。
各スクールでは講師歴などから検索できるため、講師検索を活用しましょう。
できれば、大学生アルバイトではなく、英語講師として生活されている方が本気度が高いことも多いです。
(アルバイト講師がダメだというわけではなく、どちらかを比較すると・・・というあくまでも個人的な考えであることをご了承ください。)
フィリピン人講師のレッスンでよく気にされる発音。
オンライン英会話では訛りが気になる方も稀にいますが、レッスンに支障が出るほどのことはほぼありません。
各スクールで講師採用に厳しい審査を設けているからです。
発音も厳しく審査されます。
フィリピンでは英語講師は給与面からも人気で、子供向けのスクールでは英語力が高く、幼児向けのレッスンに適した方しか合格することはできません。
非ネイティブの英語を聞く機会は圧倒的に多く、ネイティブ以外の英語に慣れ親しんでおくことも大事な点です。
当ブログで紹介している幼児向けのオンライン英会話は、すべて子供専門または子供専用のカリキュラムを保持。
フィリピン人講師を検討されている方でも、安心して選択できるようスクールを絞り込んでいます。
ネイティブ講師のメリット・デメリット
ネイティブ講師は一般的に料金がやや高めですが、発音がきれいでボキャブラリーも豊富なところが最大のメリットです。
メリット・デメリットを詳しく解説します。
ネイティブ講師のメリット
- 発音がきれい
- 現地の言い回しが学べる(ボキャブラリーが豊富)
ネイティブ講師のメリットは何といっても、きれいな発音や現地の言い回しを学べる点です。
英語学習者ではなく英語が母国語。
ボキャブラリーが豊富であることも特徴です。
現地の価値観や考え方も知ることができます。
行きたい国がある場合や留学先が決まっている場合は、ネイティブの中でもその国の講師を選択しましょう。
ネイティブ講師のデメリット
- 料金が高い
- 話すスピードが速い
- 幼児向けレッスンが得意でないこともある
発音がきれいならネイティブ講師が良いのでは?と思われがちですが、初心者や幼児向けのレッスンではそうとも限りません。
ネイティブは話す速度が速く、単語と単語をつなげて発音するため、私たち日本人にとってはフィリピン人講師の方が聞き取りやすいと言われています。
ネイティブ講師のレッスン料金は高く、継続が重要な子供のオンライン英会話では月額料金がネックになってしまうことも。
ただ、英語習得を目指すうえでネイティブ講師のレッスンも重要なため、英語レベルや年齢が少し上がってからの選択もおすすめです。
幼児からネイティブのレッスンを希望するなら、グローバルステップアカデミーなど子供向けに特化したところを選びましょう。
幼児の英語スタートは楽しめることが本当に重要なため、子供へのレッスンが得意なスクールを優先してくださいね。
日本人バイリンガル講師のメリット・デメリット
初心者や幼児のABCからスタートする場合に、とくにおすすめできるのが日本人バイリンガル講師。
その特徴を見ていきましょう。
日本人講師のメリット
- 日本語で補助ができる
- 幼児が嫌にならずレッスンを楽しみやすい
- 日本人ならではの悩むポイントを知っている
子供が困ったときに日本語で補助してもらうことができます。
子供向けスクールではフィリピン人講師でも少し日本語で補助できる場合がありますが、やはりその点では日本人バイリンガル講師が有利。
擬音(オノマトペ)は言語によって大きく異なりますが、日本人講師ならではの擬音で伝えることもでき、子供にとってもわかりやすくなります。
イギリスやアメリカなどへ留学経験のある講師も多く、採用試験で発音面のチェックも厳しいため、発音に関してあまり心配しなくても大丈夫です。
また、講師自身が日本人ならではのつまずきポイントを知っていることも強みです。
日本人講師のデメリット
- 料金が高い
- 英語のみのレッスンを希望するなら事前に通知が必要
日本人講師もネイティブ講師と同じく料金が高めです。
継続してレッスンを受けるうえでネックになることも。
ただ、希望のレッスン回数によっては月額料金を抑えることも可能です。
日本人バイリンガル講師の子供向けレッスンでは、一般的に困ったときは日本語で補助してくれます。
そのため、英語のみのレッスンを希望する場合は事前に連絡しておくと確実です。
講師の国籍による特徴は、スクール選びでも大きな役割を果たします。
それぞれのメリット・デメリットを参考にしてくださいね。
【フィリピンとネイティブの違い】バイリンガル講師を含め、幼児向けに特徴を解説・まとめ
国籍別の講師の幼児向けメリット・デメリットを簡単にまとめると、
フィリピン人講師
- 非ネイティブの中で英語レベルが高く、子供向けレッスンが得意。
- レッスン料も良心的で継続しやすい点もおすすめ。
ネイティブ講師
- レッスン料は高め
- きれいな発音と豊富な言い回し
日本人バイリンガル講師
- レッスン料は高め
- 日本語で補助してもらえる
- 早いうちからサポートなしでのレッスンが可能
それぞれに合ったタイプを知るには、実際にレッスンを受けてみるのが1番良い方法です。
ほとんどのオンライン英会話で、無料体験を受講することができます。
体験レッスンを受けないと登録できないところがあるほど、実際に体験してみることが大事です。
幼児の初めての英語なら、リップルキッズパークがおすすめ。
明るい先生も多く、楽しいレッスンで子供の気持ちを乗せるのがうまいです。
幼児におすすめのオンライン英会話を下記の記事でまとめています。