YouTubeをはじめ、利用できるリソースも多くどこから始めれば良いか迷ってしまいますよね。
フォニックスを始めるのは大変そう…そう思っていた方も安心してください。
この記事の一読で、今日から0円でフォニックスを始めることができます。
この記事では、幼児に推奨されているシンセティックフォニックスに限定して解説。
迷うことなく進められます。
フォニックスって何?という方は、以下の記事もおすすめです。
無料利用できる学習リソースや、おすすめの市販テキストについてもまとめています。
幼児に推奨されているシンセティックフォニックスのなかでも、世界的に人気の高いものを厳選しました。
子供が楽しめる工夫も多いので、これからのフォニックス学習の参考にしてみてくださいね。
思い立ったその日から、フォニックスに触れることができます。
無料リソースのみでシンセティックフォニックスがどんなものか感じてもらえるようにまとめました♪
まず、学習リソースから見ていきましょう。
実際のフォニックスの教え方をすぐに知りたい方はこちら。
【幼児向け】フォニックスの始め方
- 無料ですぐに始められる
- 市販教材の利用
- オンライン英会話の活用
幼児向けのフォニックスは無料リソースも豊富にそろっており、その日からすぐに始められます。
あれこれ準備する必要ありません。
フォニックスって何?という方でも、フォニックスの特徴や学習方法を無料で気軽に試すことができます。
ただ、どれを選べば良いの?というところでつまずいてしまうのも事実。
市販テキストやYouTubeを含め学習リソースが多すぎて、どれから始めれば良いかわからないですよね。
フォニックスの知識がないところからスタートすると、選んだ方法が幼児に適しているのかどうかの判断もつきません。
幼児向けフォニックスの大事なポイント
2種類のフォニックスがあり、世界で幼児に推奨されているのはシンセティックフォニックス。
2つのフォニックスは、世界ではまったく別の学習法のように扱われています。
ただ、日本では以前の主流だったアナリティックフォニックスと、シンセティックフォニックスの2つが混同されている状況です。
どちらが良い悪いではなく、日本では「フォニックス=2つの異なるフォニックスが混ざっている」ということを覚えておいてくださいね。
日本のフォニックスの状況を知っていると、これから学習を進めるときに戸惑うことがなくなります。
2つのフォニックスで進め方や教材が変わることも、大きなポイント。
では、幼児に推奨されているシンセティックフォニックスのおすすめリソースについてお伝えします。
この記事で紹介するフォニックスの始め方を、ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてくださいね。
無料ですぐに始められる【おすすめの学習リソース】
- Letters and Sounds
- Epic Phonics
- ジョリーフォニックス(一部無料リソースあり)
- OxfordOWLの電子書籍
世界では幼児にシンセティックフォニックスが推奨されていることもあり、学習リソースも豊富です。
シンセティックフォニックスで有名なジョリーフォニックスにも、無料で使える学習リソースがたくさんあります。
フォニックスの解説ではありませんが、オックスフォード出版の電子書籍 (英語の絵本)を無料で読むことも可能です。
英国政府が作成したフォニックス学習のLetters and Soundsは、イギリスの小学校でも使われており無料で利用可能。
Letters and Soundsに沿って作成された学習リソースがEpic Phonicsです。
Epic Phonicsは有料のプレミアムプランがありますが、無料リソースのみでも利用できます。
シンセティックフォニックスの特徴である音と音のブレンディングの無料ムービーはおすすめです。
無料リソースの特徴
無料リソースの多くは、市販テキストの補助のような位置づけでワークシートやムービーなどを無料公開しているものです。
無料でのデメリットは、やはりフォニックスを体系的に学べないこと。
カリキュラムのように順序だてて進めることが難しく、どうしても内容を切り取っていることになります。
ただ、フォニックスを始めるには無料リソースの活用はおすすめ。
フォニックスって何?という最初のむずかしいポイントを、無料で試せるのは大きなメリットです。
この記事では無料リソースの紹介だけでなく、実際に始める方法も解説しています。
おすすめを紹介されただけでは、結局どこから進めるべきかわからず終わってしまうことも多いです。
私自身も調べては迷い、また調べてを繰り返してきました。
この記事にたどり着いてくださった方は、迷うことがないよう実際の始め方までまとめているので安心してくださいね。
実際に無料リソースを使った始め方をすぐに見る
世界的な学習法を無料で試せるのは嬉しいね。
市販テキストを利用して学習する
- Jolly Phonics(ジョリーフォニックス)
- Floppy’s Phonics
- Read write Inc. Phonics
シンセティックフォニックスにはいくつものテキストがあり、それぞれ進め方が異なります。
そのなかでも有名なものがジョリーフォニックス。
シンセティックフォニックスにジョリーフォニックス?と混乱してしまいますが、ジョリーフォニックスという教材名だと思ってくださいね。
Floppy’s Phonicsは、世界的に有名なオックスフォードリーディングツリーに含まれているフォニックス教材です。
オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)とは?
イギリスの小学校で採用されている国語の教科書。
よく使う表現が繰り返し出てくるため、英語学習用としても人気があります。
Floppy’s Phonics・Read write Inc.Phonicsの教材は、どちらも日本語の解説はありません。
シンセティックフォニックスの有名教材で日本語の解説がしっかりしているのは、やはりジョリーフォニックス。
日本語での解説があるのは、ジョリーフォニックスのみ。
ティーチャーズブックは日本語で丁寧に解説されており、アクティビティやムービーなどの無料リソースも多く公開されています。
シンセティックフォニックスの市販教材では、ジョリーフォニックスが圧倒的です。
無料リソース部分から試し、フォニックス学習を進めたいと感じられた方はティーチャーズブック1から取り入れるのがおすすめ。
アクティビティブックも販売されていますが、おうちでのフォニックスを進めるには、まずティーチャーズブックで教え方を知るのが先決です。
ジョリーフォニックスとは?
おすすめ記事
- 幼児フォニックスのおすすめ教材
- 幼児におすすめのフォニックスDVD
市販テキストのほかに、オンライン英会話を活用してフォニックス学習を進めることもできます。
次に紹介した無料の学習リソースを使って、実際にフォニックスを始めてみましょう。
基礎から順に取り組めるようまとめています。
【実際の教え方】学習リソースで基礎から順に始める
シンセティックフォニックスではアルファベットがいくつかのグループに分けられ、順番に42の音を学びます。
(音の数は各教材によって異なることがあります)
アルファベットの名前ではなく、各文字の音のことです。
ここでは日本での学習におすすめのジョリーフォニックスの無料リソースを用いて、フォニックスを始めてみましょう。
無料リソースでの進め方
1.各文字の音を知る
フォニックスの最も大事なスタート部分、各文字の音を無料で聞くことができます。
ジョリーフォニックスの42の音 をすべて確認可能。
アルファベットの音を聞く(スクロールすると個別の音が確認できます)
アメリカ英語・イギリス英語のどちらの音も確認できる貴重なページです。
1~7の各グループの文字を確認しながら、それぞれの音を聞くことができます。
シンセティックフォニックスにも様々な分け方がありますが、ジョリーフォニックスのグループ一覧と音をすべて確認できるこのページはブックマーク必須です。
実際には、グループ1の音を学ぶとシンセティックフォニックスの特徴である音のブレンディングやセグメンテーションへ進みます。
ただ、無料リソースではブレンディング・セグメンテーションの学習を深く進めることはむずかしいため、ここでは文字の音を学んでいきましょう。
oxford OWLやLetter landの一覧表でも、それぞれの音を聞くことができます。
フォニックス学習を進めると2文字以上での音も学習するため、1文字1音以外の音も確認できます。
Letters and SoundsのPhase 2でも、初めに学ぶ音を知ることができます。
Phase1はより初歩的な音の聞き方などの解説のため、フォニックスに触れてみたい方はPhase2のページから確認してみてくださいね。
ただ、やはりジョリーフォニックスの無料リソースの方がわかりやすくおすすめです。
1日1音、グループ1(S・A・T・P・I・Nの6文字)から進めてみてくださいね。
6文字の音を知ったら、次はブレンディングとセグメンテーションを見ていきましょう。
2.ブレンディングとセグメンテーションのイメージをつかむ
いくつかの音を知った時点で、文字を組み合わせて単語へと理解を広げられるのがシンセティックフォニックスの大きな特徴です。
ブレンディングとセグメンテーションのイメージをつかむには、Epic PhonicsのSegmenting and Blendingのムービーがわかりやすくておすすめです。
Epic Phonicsで使用されている6つのアルファベットは、ジョリーフォニックスのグループ1と同じです。
S・A・T・P・I・Nの6文字の音を知り、ブレンディング(音をくっつける)して作られる単語を学んでいきます。
シンセティックフォニックスの特徴であるブレンディング・セグメンテーションを知ると、6つの音がわかった段階で単語へと進むことが可能です。
早い段階で単語の発音へと進むことは、シンセティックフォニックスの大きなメリットです。
3.アルファベットを書く
フォニックスといえば発音の方に意識が向きがちですが、音を学ぶことと同じように書くことも重視されています。
英語の読み書きを習得するための学習法がフォニックスです。
アルファベットを知らない幼児には、最初から鉛筆を使うのではなく、手や指を使って文字の形を知る方法がとられています。
ジョリーフォニックスの無料リソースには、アクティビティシートも豊富。
その中の1つCartoonito Activity Sheetsはイラスト入りで見た目もかわいく、楽しんで文字の練習ができます。
文字を書くには幼児の中でも年齢が上がっていないとむずかしいため、無理にこのステップを試さなくても大丈夫です。
楽しめるところから、少しずつ試してみましょう☆
ここまですべて無料リソースのみで、フォニックスに取り組むことが可能です。
実際は各文字の音を知ると、次のステップへと進み少しずつフォニックスを習得していきます。
フォニックスでは、まずアルファベットそれぞれの文字の音を知るのが大事だと知ってもらえたのではないでしょうか。
英語の授業で、ローマ字読み・名前読みでつまずかないようにしてあげたいですよね。
各文字の音を知っていると、今後の英語人生で大きなメリットになります。
私がフォニックスを気軽に取り入れてみてほしいと感じるのは、こういった視点からです。
アルファベットの文字の音♪
ぜひ、お子さんに聞かせてあげてくださいね。
市販テキスト・オンライン英会話の活用
無料リソースの活用でフォニックスを試せることがわかってもらえたと同時に、無料リソースのみで体系的に学習することのむずかしさも感じられたかもしれません。
親から子供へフォニックスを教えるには、やはり市販テキストの利用やオンライン英会話の活用が必要だと感じます。
もちろん、オンライン英会話でフォニックスを始めることも可能です。
それぞれのタイミングで市販テキストやオンライン英会話を活用することで、さらに英語の基礎を高めることができます。
ここが間違いやすいところですが・・・
実は、フォニックスの目的はフォニックスの習得ではありません。
英語習得のための4技能(書く・話す・聞く・読む)の基礎を高めて、英語を習得するための道のりです。
英語で会話したり読んだりしていくなかで、フォニックスで得た音を利用して英語を習得していきます。
フォニックスを進めるうえで、このポイントはしっかり覚えておいてくださいね。
幼児のオンライン英会話では、
- 英語でのコミュニケーションの楽しさ
- 正しい発音
など、親だけでは補えないポイントを強化してくれるのが大きな強みです。
親の力だけで、英語4技能を高めていくのはむずかしいですよね。
講師とのコミュニケーションを通して、先生と英語で話したいという自主的な気持ちが育っていくことも大切です。
個人的には、幼児期にコミュニケーションの楽しさを感じてくれるのは、英語の視点からだけでなく子供にとって貴重な経験になると感じています。
とはいえ、いきなりオンライン英会話を始めるのは緊張や心配もありますよね。
おうちでフォニックスに取り組みながら、実際にコミュニケーション英語に触れてみたいなぁというタイミングで無料レッスンを受けるのが最適です。
幼児のオンライン英会話では、基本的に無料レッスンの受講が推奨されています。
遠慮なく、無料で体験してみてくださいね。
子供向けといっても、幼児と小学生・中学生ではおすすめスクールや条件も異なります。
幼児へのおすすめを厳選して比較しているので、ブックマークで参考にしてもらえると嬉しいです。
【年齢別】幼児におすすめの学習リソース
次に、様々な学習リソースを使用するタイミングについて年齢別に見ていきましょう。
おすすめの学習リソースはフォニックスに限らず、おうち英語全般で活用できます。
年齢別☆学習リソース
たくさんのリソースがあるので、少しずつ楽しめるものから取り入れていくのがおすすめです。
年齢別の目安として記載していますが、お子さんが興味を示すタイミングは一人ひとり異なります。
兄弟構成などにも影響を受けるため、それぞれのタイミングを大事にしてくださいね。
【フォニックスの始め方】幼児への教え方・学習法のまとめ
幼児のフォニックスは、無料の学習リソースを使って思い立ったその日にすぐに始めることができます。
無料リソースの特徴として、市販教材の補足ののように関連のワークシートやアクティビティを無料公開しているものが多いです。
フォニックスを体系的に学べないところがデメリットとして挙げられます。
無料リソースのメリット・デメリット
ただ、無料で試せるのはやはり大きなメリットなのでぜひ活用しましょう。
フォニックスってどんなもの?という疑問を持っている方でも安心です。
日本では「フォニックス=2つの異なるフォニックスが混ざっている」ということも知っておいてくださいね。
フォニックスは2種類あり、世界的に幼児のフォニックスといえばシンセティックフォニックスという認識が広がっています。
日本では以前の主流であるアナリティックフォニックスとシンセティックフォニックスが混同されている状況です。
実際に無料のリソースを使った始め方を順に解説しています。
幼児向けのシンセティックフォニックスの無料リソースのみで構成しました。
ぜひ、1文字1音から始めてみてくださいね。
実際にフォニックスを試してみて、学習をより進めたいと感じた方には教材の利用やオンライン英会話の活用が効率的です。
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